年中行事


四季折々の行事ごとへ赴く


  • 毎月恒例
    千手観音護摩修行

    毎月第一日曜日
    午前11時より

護摩修行について

当山の千手観音菩薩は、四十二の手からなって一つの手が二十五もの救いの働きし、四十の手で千の救済ができるので千手と同じ働きです。人々の願いや苦しみを聞くため菩薩で、一心に祈願すれば悉く願いを聞き届け、利益ご加護を賜る有難い菩薩と説かれます。

観音様とは正式名称「観自在菩薩」と称し、観察すること自在ということであり、その観察力によって悩み苦しむ人々を見つけ、救いを差し伸べる広大な慈悲と功徳の仏様であります。

手には様々な法具を持ち、目的と求めに応じて様々なものが備わっており、十一面のお顔は、救う相手に応じて必要な表情を見せるということの現れです。 密教においては「蓮華王」と呼ばれ、観音菩薩の変化身の中でも最も徳の高い観音様です。その千手観音菩薩への護摩祈祷は、密教の秘法で火中に供物を投げ入れて本尊を供養し、そのご加護を祈願する儀式です。この修行を通して精神向上につとめ、様々な諸願成就つまりは、良縁成就・災難除け・厄災消除・除災招福の功徳があります。

大御堂の一年

  • 正月元旦

    零時より

  • 修正会

    年頭にあたり、本尊千手観音菩薩ご宝前を荘厳し、過ぎ去った一年を反省して新しい年が良い一年でありますよう祈念し、法要を厳修いたします。併せて諸々の災厄を除き、世界の平和・国家の安穏、参詣する皆様の幸せを祈る護摩祈願法要を修行いたします。

  • 1月1日~5日

    午前11時より
    午後2時より

  • 千手観音護摩修行

    正月の一日より五日までは、午前十一時、午後二時の二回分けて、本尊千手観音菩薩護摩修行を厳修いたします。長きに亘り深い信仰を集めてきた本尊千手観音菩薩のお力と霊験によって、人々の願いが成就するよう、新たな年が幸せで福に満ちますよう、心を込めて祈祷いたします。

  • 2月18日

    午後6時より

  • 追儺式
    千手観音護摩修行
    豆まき式

    大御堂の年中行事の中でも盛大に執り行われる節分追儺式。門前のホテルより裃をつけた年男年女の方々の練供養(行列をなしゆっくりと進む仏事)を行い本堂にて千手観音菩薩護摩修行を厳修いたします。山津波など幾多の苦難を乗り越えた観音様に皆様の災いが除かれますよう祈念いたします。

    さらに節分豆まき式では、災厄消除・開運招福を願い日本の伝統行事である豆まき式を執り行います。邪気を払い参加皆様の招福を願い福豆がまかれます。

  • 8月18日

    午後6時より

  • 万灯会
    千手観音護摩修行

    8月18日の観音様の縁日に、滅罪生善や諸願成就を祈念して行います。100段を越える大御堂参道両側の万灯籠が幻想的に参詣者の皆様を迎えます。関東平野を一望する夜景と満天の夜空の星が言葉には言い表せない景色となります。ご先祖様の供養の思いと合わせて、それぞれに願いを込められた諸願成就の千手観音護摩祈願法要を厳修いたします。